セレクション 2014年11月14日号
忙しい人のために今朝のニュースフラッシュから、特に興味深いニュース・記事をピックアップしました。
なお、「※」は当ブログスタッフのコメントです。ネタバレも含まれておりますので、そういうのを気にされる方は、ニュースフラッシュをご参照ください。
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新屋島水族館。Wikipediaより。
著作権情報。
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本日のみどころ
動物園・水族館の公式サイトからの情報が基本のこのブログですが、今日は特別です。
公式サイトからの情報ではないのですが、新屋島水族館が閉鎖になります。
新屋島水族館閉鎖へ/来年にも、改修に限界(四国新聞社 香川ニュース)
どのような施設でも看過できないルーツなりエピソードなりを持っています。
新屋島水族館の場合、正直なところ公式WEBサイトにはあまり力が入っていないようには見えますが、世界の水族館の歴史にとって大きな意味のある水族館です。
今日、新屋島水族館を経営しているのはせとうち夢虫博物館株式会社です。このせとうち夢虫博物館株式会社は、日プラ株式会社という会社の子会社になります。
日プラといっても一般の方には馴染みがないでしょうが、国内最大の水槽である美ら海水族館「黒潮の海」のアクリルパネルを製造した会社です。
日プラ製のアクリルパネルは海遊館や旭山動物園の水槽にも使用されており、世界レベルでは、ドバイ水族館やシンガポールのマリンライフパーク(世界最大の水槽)にも採用されています。
このような隠れた世界企業、日プラが、初めて水族館のアクリル製水槽を手掛けたのが、当時の屋島山上水族館だったわけです。
その後、紆余曲折を経て、屋島山上水族館は新屋島水族館となり、日プラの子会社が経営する水族館となり今日を迎えています。
新屋島水族館は世界中の大水槽を持つ水族館のルーツといえるのです。
館の経営自体は黒字だったのですが、国立公園内に立地するため耐震工事が思うように進まず、閉館を決定せざるを得なくなってしまいました。
地元では代替の水族館を求める声が挙がっているということですので、それだけでも、新屋島水族館は立派な役割を果たしてきたといえるでしょう。
さて、本日はもう一つ、押さえておきたい重要ニュースがあります。
東山動植物園から多摩動物公園へ繁殖目的でオスのコアラ1頭が貸し出されることになりました。
多摩動物公園では、8月にオスのマックスが死亡して以来、メスのコアラしかおらず、繁殖ができない状態になっていました。
30年前、熱狂的に歓迎されたコアラですが、今、日本中の動物園で数が減少しており、展示の先行きが危ぶまれています。
動物園どうしのやりくりで繁殖させ、展示個体を維持していく必要があります。
今日押さえておきたい重要ニュース
動物の移動・生死に関する情報や求人情報、特に興味深いニュースなどを紹介します。
※12/15は15:00閉園、12/16は午前閉園、12:00より開園とのことです。
※11月16日(日)に予定していた体験乗馬は、都合により11月24日(祝)に変更となりました。
※東山動植物園からのブリーディングローンによる移動です。こちらの園にはオスの個体がいなかったので実はかなり切実なニュースですね。写真1枚あります。
※調子がよくないとのこと。少し心配です。写真1枚あります。
※写真2枚あります。最後の一言、「実はとっても美味しいのです。」と空目してしまいました。
※最近1か月ほどの間の赤ちゃん情報を Google Spread Sheet でまとめています。
お出かけの参考にどうぞご利用ください。
お得! 割引・無料情報
本日のニュースの中から割引情報や無料情報を集めました。
- 期間限定 アクアナイト・ラバーズを楽しむためのお得なペアチケット ラバーズ・ナイトパス
びじゅある! 魅せる写真・動画情報
ブログやニュースから、ビジュアル中心に、面白い写真、かわいい写真、動画などを集めました
※タイトルのとおりです。つやっつやの写真1枚あります。
※ベンガルトラのアイです。真正面からの顔のどアップ。渋い寝顔です。写真1枚あります。
※確かにタイトルのとおりです。迫力のある構図の写真1枚あります。
※お母さんの袋から顔だけ出した典型的な写真2枚あります。
※ちょっと怖い寝顔、そして寝姿。写真1枚あります。
※昨日もどこかの水族館で似たような写真がありましたが。こちらのはピントもばっちりではっきりと写っています。タイトルどおりの写真2枚あります。
※タイトルに偽りなしの写真1枚あります。何の動物かは見てのお楽しみということで。
秀逸ブログ・面白記事
ブログやニュースから、ぐっと読ませる記事、特に興味深い記事などを集めました
※1本目はオランウータンの弟路郎の近影です。斜め前からの渋いアングル。写真2枚あります。
2本目はオランウータンのハヤト。タイトルのとおりです。写真8枚あります。
※休館日です。スタッフが釣に出かけました。なかなかの釣果です。写真6枚あります。
※クリスマス風の水槽です。水槽の大きさが写真ではよく分からないのですが、箱庭っぽくていい感じです。写真4枚あります。
※アジアゾウの宮子です。堅い樫の木で何をするのでしょうか。写真4枚あります。
※ツイッターアカウントの宣伝です。ツイートされた傑作写真9枚あります。
※水槽に潜ってサンタガールが一人でクリスマスの練習をしていたら。つきあってくれたのはカスリハタ。ほのぼの記事です。写真3枚あります。
※飼育員さんの絵に描いたような午前中の作業の様子。動物たちとコミュニケーションをとりながらエサを配っています。写真8枚あります。
※続き物の記事ですが、時系列でいくと下から順になります。必ず下から順に読んでください。トラたちに新しい遊具を与えた様子です。合わせて写真20枚あります。
※フランソワルトンのライムの1歳の誕生日祝いの様子です。一家でいい表情。写真6枚あります。
※いつもは非公開で与えているヨーグルトを、リスザルに与える様子が見られます。
※本文では20世紀ネタで盛り上がっていますが、間違いなく21世紀の機材なのでしょう。活躍してくれることを祈ります。写真2枚あります。
※時系列的には下が先です。スタッドレスタイヤが必要と言ってみたり、ノーマルタイヤで大丈夫と言ってみたり。天気が変わりやすいようです。それぞれ写真1枚ずつあります。
※外では寒すぎるということでアカシュモクザメの展示場所変更です。写真5枚あります。
※施設の屋外の様子です。コブハクチョウ、カモ、エミューが紹介されています。写真5枚あります。
※飛行シーンの撮影について。簡単ではない、というのも一つの貴重な情報ですね。写真1枚あります。
※立地的に寒いので暖かい格好でいらしてくださいとのことです。本文と関係あるのかないのか微妙な動物の写真3枚あります。
※動物の人気って見せ方によって変わるものですから(個人的に不満な順位だったりとか)。1位から5位までは写真もあります。
※カリフォルニアアシカのカンタくんです。そのネタはヤバいですよ。写真5枚あります。
※アミメキリンの幸弥くんとハルカスちゃんが主役です。写真6枚あります。さすがスタッフさんです。わたしはキリンのまゆ毛など考えたこともありませんでした。
※オジロワシです。食事中の写真、クリックすると大きくなるのでクリックしてみたらちょっと怖かったです。写真2枚あります。
※フンボルトペンギンの巣作りです。写真2枚あります。
※レッサーパンダのリンリンと野風がはしゃいでいる動画48秒です。活発な動き、とてもかわいいです。
※『えんちょうせんきょ』の際に子どもたちに回答してもらったアンケートの結果です。さて、どう読み解いたものでしょうか。
※キングペンギンがパレードの練習中です。そしてまたオブジェと並んで撮影。写真2枚あります。よく見ると本物は翼にリングをしていることに気づいたのですが、それがなければ私の目では区別がつきません。
※これって、確認する側も、マーキングの知識があるってことですよね。すばらしい調査です。継続してください。写真1枚あります。
※タツノオトシゴが、かまってほしい子どものようないたずらをしています。写真1枚です。
※時系列でいくと下から順です。「不思議な~」と「創世記を~」は続き記事なので下から連続して読んでください。欧米人の物の考え方のヒントになります。動物園ってもともとは欧米人の考えた施設ですから、これはこれで動物園を楽しむヒントになります。
※プレーリードッグがエサをねだっています。写真2枚あります。
※これ、不思議なんですよね。カピバラやバクも同じです。写真3枚あります。