動物園・水族館ニュース日刊 Zoo Ring: 福岡市動物園で自分で健康を守るチンパンジー他今日押さえておきたい動物園・水族館ニュースセレクション

セレクション 2016年3月10日号

忙しい人のために今朝のニュースフラッシュから、特に興味深いニュース・記事をピックアップしました。
なお、「※」は当ブログスタッフのコメントです。ネタバレも含まれておりますので、そういうのを気にされる方は、ニュースフラッシュをご参照ください。

チンパンジー。Wikipediaより。ライセンス情報。

本日のみどころ

　福岡市動物園のチンパンジーは風邪知らず。その理由は食べ物ではないかと飼育員さんが分析しています。「体にいいもの」（のようなもの）をマスコミに教えてもらうヒトとは異なり、チンパンジーたちは季節にあった体にいいエサを自分たちで選んでいるようです。新聞への寄稿記事ということで読みやすい平易な文章。お読みください。
　
　男鹿水族館GAOのホッキョクグマの豪太。日本最大級と言われながらも、その大きさが分かる写真、意外と見当たりませんでした。同館のブログは軽妙な記事が多く、クルミさんに追い立てられている面白おかしい写真のほうがむしろ多くて。しかし本日、珍しく交尾姿勢に入った2頭の写真が掲載されており、豪太とクルミの本来の体格差がよくわかります。この体格差を活かしての（？）2頭目の赤ちゃんに期待がかかります。
　
　動物の大きさ関連の記事として本日、下田海中水族館のFacebookにはダンゴウオの赤ちゃんの写真が。10円玉と大きさを比べているのでとても分かりやすいです。ただし、10円玉が本物ならば、という条件付きですが。
　
　加茂水族館のFacebookには、3月5日生まれのゴマフアザラシの赤ちゃんの動画が。お母さんを追ってプールに入る赤ちゃん。まだまだぎこちないですが、しっかり泳げています。生後4日のヒトの赤ちゃんでは絶対に真似できない動き、ご覧ください。

福岡市動物園 > 福岡市動物園ブログ