動物園・水族館ニュース日刊 Zoo Ring: 埼玉まで行って帰ってくる市原ぞうの国のアジアゾウ他今日押さえておきたい動物園・水族館ニュースセレクション

セレクション 2016年4月29日号

忙しい人のために今朝のニュースフラッシュから、特に興味深いニュース・記事をピックアップしました。
なお、「※」は当ブログスタッフのコメントです。ネタバレも含まれておりますので、そういうのを気にされる方は、ニュースフラッシュをご参照ください。

アジアゾウ。Wikimediaより。ライセンス情報。

本日のみどころ

　市原ぞうの国からイベントでアジアゾウが埼玉に出張します。アジアゾウです。日帰り出張です（たぶん）。
　先日、天王寺動物園の機関誌「なきごえ」で動物の運搬に関する話を読んだばかりなので、興味津々です。市原ぞうの国はもともと動物プロダクション（テレビなどに出演する動物を貸し出す事業者）から始まっていたはずなので動物運搬のノウハウはあるのでしょうが。
　GW期間中ですし、交通関係の手続きなども大変でしょうに、よくこんな企画を考えたものだと感心してしまいました。無事な移動をお祈りします。
　
　さて本日、旭山動物園の「しいくのぶろぐ」が更新されており、先日の記事、アムールトラのザリアの出産についての記事の続きが公開されています。前回は育児放棄で人工保育もうまくいかなかったのですが、飼育員さんはその状況をしっかり分析していました。そして臨んだ今回の出産。写真・動画を交えた記事、ご覧ください。
　
　伊勢シーパラダイスでは人工保育でうまく育ったケープペンギンのジョーが館内をお散歩。生まれて初めてセイウチを見てどのような反応を見せたのか、ご覧ください。セイウチは北極圏の動物なので、野生では絶対に出会うことのない2種ですね。
　
　そしてとべ動物園からは人工保育に関する総まとめのような記事。なるべくなら人工保育はやらないに越したことはないのですが、いざそうなってしまうとその個体に愛着がわいてしまうのが人情というもの。元担当者が今でもかわいがっているアカカンガルーのオレンジの近況、ご覧ください。

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